宮部みゆきさん原作のドラマ『ぼんくら』に
登場するおくめという女性。
なかなかに評判の悪い女ということですが・・・。
今回は、このおくめについてネタバレ解説します。
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おくめは鉄瓶長屋に越してくるわけですが
なぜ長屋を移るのか?
平四郎たちが当初考えたのは
嫌われ者のおくめを追い出したという
ことでした。
しかし、裏の事情が。
もともと遊女のおくめは前の長屋の
店賃を体で払っていた。
しかし、その差配人はもう年なので
体がいうことをきかない。
それではと、若い差配人の佐吉がいる
鉄瓶長屋を紹介された(ということらしい)
ちなみに、佐吉とおくめはそういう
関係にはなりません。
佐吉の記事はこちらにも
佐吉の素姓をネタバレ!
原作ではこのおくめ、キツネ目で声が
キイキイと耳触りと、
かなり異様な女なのですが。
ドラマで演じるのは、須藤理彩さん。
イメージはかなり違いますが色気は
かなり感じますね。
おくめはお徳の煮売屋を訪れ、
生前のお徳の旦那がよく遊びに来たと言って、
お徳を悲しませます。
その後、沈み込んでいるお徳を見かねた
平四郎がおくめに「なんとかしろ」と言う。
後日、平四郎がお徳のもとを訪れると
妙にはにかんでいる。
おくめはお徳に、「平四郎の旦那に言いよった
けれどもお徳さんに気があるから相手にされない。
悔しいからお徳の悲しむ嘘をついた」と言った。
この一件いらい、平四郎とお徳は
ぎこちない関係になったというわけです。
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お徳が体を壊したとき、おくめは煮売屋を
手伝います。
お徳は口が悪いのでおくめに対して
悪態をついていますが、
おくめを見直し、感謝しています。
おくめにある夏、体中に湿疹のようなものが
できました。
当初はただの汗疹だと考えていたのですが・・・。
涼しくなっても、治らないばかりか
かえって悪くなっている。
実際は、性病にかかっていたのです。
そして治療の甲斐なく、おくめは亡くなります。
悪態をつきながらもおくめを大事に思っていた
お徳は「私とかかわる人はみんな死んでいく」と
嘆き悲しみます。
おくめは思ったことを何でも言ってしまうから、
誤解されますが、根はいい女(ひと)なのです。
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