SSブログ

宮部みゆき 『ぼんくら』の結末

宮部みゆきさん原作のNHK木曜時代劇『ぼんくら』

ドラマはまだ中盤ですが、気になるのは
結末がどうなるのか。

今回は、『ぼんくら』の結末(ラスト)を
ネタバレ解説します。

スポンサードリンク



宮部みゆき原作『ぼんくら』の結末


湊屋総右衛門は平四郎が鉄瓶長屋で
起こっていることへの確信に近づいて
きたことを察知し、

平四郎のもとに久兵衛を遣わします。
久兵衛が消えたのには裏が!

湊屋は久兵衛に、平四郎を連れてくるように
指示していたのです。

平四郎は湊屋総右衛門の企みの
おおよその筋書きは読めたのですが
分からないところもあったので
要求に従い湊屋と対面することに。

湊屋と対面し、まず平四郎が
掴んだ概要を話す。

おふじと葵は対立し、葵はおふじによって
殺された。

そして、葵の遺体は今は鉄瓶長屋になっている
かつての提灯屋の場所に埋められている。

ちなみに、葵が埋められている可能性が
極めて高い場所を掘り返したが遺体は
発見されなかった。

おふじも湊屋も真実は語らぬまま
月日は過ぎたが、

しだいに、おふじが葵の亡霊を恐れるように。
娘のおすずの顔が葵に似てきたのだ。

湊屋と葵は親戚筋にあたるのだから
似てくる可能性はあるのだが
葵を殺したという事実があるおふじには
いたたまれない。

我が娘おすずを見るたびに
葵を思い出してしまうのだ。

このせいでおふじの精神状態が
おかしくなってしまった。

そして、店子をひそかに他へ移らせる
計略をとった。

それに利用されたのが
佐吉でありお徳です。
佐吉の素姓をネタバレ!
お徳は利用されている?

しかし、平四郎には疑問が。
なぜ鉄瓶長屋から店子を去らせるために
こんなに廻りくどい手段をたったのか
と言うこと。


この平四郎の推理に湊屋はよくぞここまで
と感心する。

そして、平四郎が驚く隠された真実が
湊屋の口から語られた。

葵は殺されていない。
しかし、おふじは葵を殺したと思っている。

おふじは葵の首を絞めたが
所詮はか弱い女の力。
留めはさせなかった。

おふじが遺体を土に埋めろと
親戚筋にあたる提灯屋の夫婦に
因果を含めて現場から去ったあと
葵は息を吹き返したのです。

提灯屋からこの報告を受けた湊屋はしかし、
このことをおふじには隠します。

もし葵がまだ生きていることを
おふじが知ったら、今度は何をするかと
案じたと湊屋は言います。

そしておすずのことで精神的に追い詰められた
おふじのために鉄瓶長屋を解体し
湊屋の屋敷をたて、葵の霊をおふじが
気の済むように供養させたいと
考えたというのです。

事情が事情なので人には疑われない方法で
鉄瓶長屋を解体する必要があったということ。

これが『ぼんくら』の結末になります。

湊屋は平四郎を小さなことには
目くじらをたてない同心だと
見てこの方法をたったのですが

弓之助の存在が誤算でした。
弓之助は天才少年

計算高い湊屋もここまでは
予想できなかったということですね。


スポンサードリンク



 

他にもたくさんの記事があります。
⇒全記事一覧はこちら



こちらの記事もどうぞ

ぼんくら おくめは嫌われ者?

ぼんくら 4話のあらすじとネタバレ解説

ぼんくら 3話のあらすじとネタバレ!


スポンサードリンク


2014-11-10 | 共通テーマ:テレビ | nice!(0) | コメント(0) | トラックバック(0) | 編集

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました
Copyright © ぼんくらのネタバレ・あらすじ・キャストを最終回まで All Rights Reserved.
当サイトのテキストや画像等すべての転載転用・商用販売を固く禁じます

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。