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今回はNHKドラマ『ぼんくら』に登場する
みすずをご紹介します。
このみすずが居なかったら、鉄瓶長屋での
不遜な出来事は起きなかったという
物語（ドラマ）でも重要な人物です。
このみすずと一連の出来事（事件？）には
どんな関係があるのでしょうか？
ネタバレ記事ですので、閲覧注意で
お願いします。
みすずは湊屋総右衛門とその奥方・おふじの
娘です。
こう書くと、みすずも（悪い意味で）癖のある
人物と思われそうですが、
参考記事
葵をネタバレ解説
みすずは（いい意味で）癖のある人物です。
"おてんば娘”という言葉がぴったりくる
娘ですね。
そのおてんばな、みすずが鉄瓶長屋の差配人
佐吉の家を訪ねてきました。
両親がよく佐吉のことを話しているので、
佐吉に興味をもったのです。
そして、みすずには遠方の大名家に嫁ぐという
縁談話も持ちあがっていました。
みすずは、これが気に入らない。
喧嘩ばかりしている両親（湊屋とおふじ）が
決めたことだからです。
そんなこともあって、佐吉を"めぶみ”しに
来たということです。
結果、佐吉のことを気に入りました。
結婚するなら佐吉と、という思いを
隠さないみすずに佐吉は心底困ってしまいます。
恩ある湊屋総右衛門の娘のみすずです。
さらに自分にとっては、主人各にあたる人の
娘と結婚するなんて（江戸時代では）
考えられない。
そもそも、佐吉には結婚を約束した娘がいます。
湊屋総右衛門の外腹の娘です。
このみすずの恋は結局、大名家に嫁ぐことに
収まります。
みすずがまだ幼いころ、おふじとの関係は
良好でした。
しかし成長するにつれて、おふじがみすずを
嫌う（避ける）ようになった。
原因は、みすずが葵に似てきたから。
おふじは葵を殺したと思い込んでいる。
（実際には、葵は死んでいない）
だから、みすずの顔をみると葵を思い出す。
葵から祟られていると思い込む。
みすずの顔が葵に似てこなければ、
湊屋が鉄瓶長屋から店子を追い出す
必要はなかったのです。
詳しくはこちらの記事
最終回で平四郎が唖然！
①おふじは葵を殺したと思っている。
②湊屋総右衛門は葵が息を吹き返したことを
おふじには隠した。
③みすずが葵に似てきたことで
おふじの精神状態がおかしくなった。
この3点がNHKドラマ『ぼんくら』の
核心です。
他にもたくさんの記事があります。
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